【2023年版 総合】
山口市 不動産売却相場の動向分析と今後の需要

2021年~2023年6月にかけての山口市における不動産売却相場の動きを振り返りつつ
2023年はどこのどのような物件に需要があるか紹介していきます。

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【2023年版 総合】山口市  不動産売却相場の動向分析と今後の需要予測

事例.01山口市一戸建て(築古・中古)売却相場の2021年から現在までの動向分析と2023年の需要

山口市 中古一戸建ての売却価格推移

【表 2021年から2023年6月一戸建ての平均売却価格推移(単位:万円/月)】

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 1,836万円で売れました

買取 1,285万円で売れました

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 1,678万円で売れました

買取 1,175万円で売れました

直近は平均これくらいで売れています

仲介 2,319万円で売れました

買取 1,623万円で売れました

参照:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

山口市で売却された一戸建て(築古・中古)の特徴を比較

山口市で売却された一戸建て(築古・中古)の特徴を年次で比較します。
2021年から2022年にかけて平均売却金額は158万円下落し、前年比-8.6%となりました。
取引された物件を見ると「建物面積・土地面積が狭い」「築年数が古い」など多少物件の条件が悪くても価格の安い中古一戸建てが求められていたことがわかります。
㎡単価を確認すると2021年前半は20万台前半~後半まで推移していましたが、2021年後半から30万円台まで上昇していました。
このことから、2022年は「面積や築年数よりも中心エリアであること」に人気があったと判断できます。

参照:国土交通省 土地総合情報システム/山口市 土地取引価格概況

【山口市で売却された一戸建て(築古・中古)の年次推移】

※表は左右にスクロールして確認することができます。

2022年 2021年
築年数(平均) 25.8年 24年
建物面積(平均) 111.21㎡ 117.07㎡
土地面積(平均) 238.26㎡ 244.59㎡
価格(平均) 1,678万円 1,836万円

参照:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

2023年度の一戸建て(築古・中古)需要

山口市の一戸建て需要について解説します。
2021年から2022年に中古一戸建ての取引価格は下落傾向にありましたが、2023年以降は上昇傾向に転じています。

ただし、山口市内は需要のある地域とない地域で二極化しています。
例えば山口地域と小郡地域は既に山口市の人口約50%を占めており、隣接する矢原や湯田温泉には今後も特に中古一戸建て需要が継続的に見込めそうです。
市としても中心市街地の人口増加をさらに後押しするべく、定住化やまちの盛り上がりをサポートする体制を整えています。

例えば、山口駅付近にある山口市中心商店街での支援に力を入れており、具体的な取り組みとしては商店街での空き店舗減少と新規店舗のオープンによって人の流れを生み出そうとしています。家賃補助や、店舗改装に補助金を出す「あきないのまち支援事業」を進めて、実際に空き店舗を17店舗減少という実績を出しました。

さらに駅周辺の再開発も計画されており、中市まちなか広場「なかぴあ」のオープンや、山口駅周辺のバリアフリー環境の整備をしています。
このような動きから山口市は2023年度も引き続き中心地域付近で戸建て需要が集まる傾向が続きます。

参考:山口市企画経営課「第2期山口市まち・ひと・しごと創生総合戦略」
参考:山口市山口商工会議所「あきないのまち支援事業補助制度のご案内」
参考:山口市中心市街地活性化推進室「第3期山口市中心市街地活性化基本計画」

事例.02山口市中古マンション売却相場の2021年から現在までの動向分析と2023年の需要

山口市 中古マンションの売却価格推移

【表 2021年~2023年6月の中古マンションの平均売却価格推移(単位:万円/月)】

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 1,543万円で売れました

買取 1,080万円で売れました

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 1,417万円で売れました

買取 992万円で売れました

直近は平均これくらいで売れています

仲介 1,650万円で売れました

買取 1,155万円で売れました

参考:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

山口市で売却された中古マンションの特徴を比較

山口市で売却された中古マンションの特徴を、年次で比較します。
2022年までの価格は下降傾向にありました。
売却金額は126万円(8.8%下降)しています。
2021年から2022年に取引された物件の特徴を比較すると「専有面積は広く」なり「築年数は古く」なりました。
エリアとしては、山口・新山口・湯田温泉地域での取引が両年とも人気ですが、2021年の方がより㎡単価の高い地域で売買の動きがあり、2022年の価格下落へ影響を及ぼしたとみられます。

【山口市で売却された中古マンションの年次推移】

※表は左右にスクロールして確認することができます。

2022年 2021年
築年数(平均) 23.5年 20.7年
専有面積(平均) 74.08㎡ 73.39㎡
価格(平均) 1,417万円 1,543万円

参照:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

2023年度の中古マンション需要

2023年現在の売却価格は上昇中です。
人気のエリアは、山口・新山口・湯田温泉地域で今後もそれらの地域に需要が集まると見込んでいます。
理由としては山口市として人気のエリアを「拠点化」することによって、商業や業務を集積し、多くの人を集めて開発を進めて、にぎやかなまちづくりをしようと言う計画が進んでいるためです。
その動きの影響で、現に新しいマンションの建設が複数進んでおり、新山口駅付近には「オーヴィジョン新山口駅前ザ・プライム」が、山口駅付近には「クレイルシティ山口堂の前」がオープンする予定です。
新築マンションに住みたいという人だけではないので、中古マンションにも十分需要があると言えますが競合マンションが増えていく可能性は高いです。
もし売却を検討される際は、地元の情報に詳しい不動産会社に相談することをオススメします。

参照:山口市役所都市計画課「山口市都市計画マスタープラン」

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事例.03山口市土地売却相場の2021年から現在までの動向分析と2023年の需要

山口市 土地の売却価格推移

【表 2021年~2023年6月の土地の平均売却価格推移(単位:万円/月)】

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 801万円で売れました

買取 561万円で売れました

2021年度は平均これくらいで売れました

仲介 755万円で売れました

買取 529万円で売れました

直近は平均これくらいで売れています

仲介 810万円で売れました

買取 567万円で売れました

参照:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

山口市で売れた土地の特徴を比較

山口市で売れた土地の特徴を、年次で比較します。
2022年までの価格は下降傾向にあり46万円(-5.7%)下降しています。
2021年から2022年に取引された物件の特徴を比較すると「面積は狭く」なりました。
人気エリアは変わらず、新山口周辺となっています。

【山口市で売却された土地の年次推移】

※表は左右にスクロールして確認することができます。

2022年 2021年
面積(平均) 237.95㎡ 265.67㎡
価格(平均) 755万円 801万円

参照:国土交通省 土地総合情報システム/レインズ

2023年度の土地需要

日本全体としてもですが、山口市も少子高齢化により人口が減少しています。
購入者となる若者世代の人口が減っているということも理由として挙げられますが、高齢化で農業を辞められる方が増え、畑として使わなくなった土地を宅地化する傾向が進んでいます。
よって、土地の供給過多に繋がり売却価格の動きが鈍い状態もありました。

ですが市としてもそんな課題に対策を打ち出しており「山口市農産村活性化ビジネス支援事業」などの取組みによって土地を活かしながら、若者世代の定着や雇用場所が増えるような活動づくりをサポートしています。
現在エリアとしては、新幹線が通る「新山口エリア」は特に人が集中しており、市として人気地域の「拠点化」の動きも踏まえると今後も引き続きアクセスが良い場所や、商業施設がある地域は引き合いが高くなると判断しています。

引き続きタイミングを計りながらの売却が必要ですが市の活動が功を奏して、2023年の上昇傾向は続く可能性も期待できます。

参考:山口市農山村づくり推進課「山口市農産村活性化ビジネス支援事業」

事例.04山口市の不動産市況に関連する重要マクロデータの推移

山口市の不動産市況に関連する重要マクロデータの推移

人口推移と人口増加率

令和2年10月の国勢調査で山口市の総人口の確定人数は193,966人でした。平成27年10月の総人口197,422人と比べて約3,456人(1.7%)減少しています。
転出転入による社会増減では増加傾向にありますが、出産や死亡に関連した自然増減による減少が大きく、結果として人口減少に繋がっています。

山口市はそうした課題に対して、人口増加や地域活性化、特に若者をターゲットにした雇用創出を目標に「山口市農山村地域活性化ビジネス事業支援」等積極的に取り組んでいます。

年齢構成について

山口市の人口は令和2年時点で0~14歳の年少人口は24,184人(12.46%)、15~64歳の生産年齢人口は13,032人(58,27%)、65歳以上の老年人口は56,750人(29.25%)という年齢構成となっています。
年少人口や 生産人口の割合が減っている中、老年人口の割合は上昇を続けており少子高齢化の影響が表れている結果となりました。

世帯数について

世帯数の状況としては令和5年11月現在推計88,756世帯です。
令和4年11月時点では推計88,258世帯、令和3年11月時点では推計87,588世帯と年々世帯数が増加しています。一方で世帯人数としては減少傾向にあり核家族化が進んでいます。

参考:山口市役所総務部デジタル推進課「令和2年国勢調査集計結果 山口市の概要」
参考:山口市企画経営課「山口市まち・ひと・しごと創生総合戦略」

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